観光日誌 6
裏手に回って傾斜の緩い樹林の中を登ったときのことです。
道はついているのかついてないのかわからない程度のものだったが、上まではすぐだった。
上からの眺めは、まあ一般的な眺めで、それほど大したものではなかったのです。
目の下には湿原があり、真ん中を斜めに釧路川が横切っています。
細岡展望台からの眺めを簡略化したような景色です。
川の蛇行の仕方が緩いので迫力に欠ける。
しかし、やはり釧路湿原ではこの釧路川の存在が景色のよさを左右する。
釧路湿原は、ただでさえだだっ広い緑の縦轡にしか見えないのだから、釧路川というアクセントがなかったら、どこを焦点にして眺めればいいのかわからなくて、灘鑑としてしまう。
サロベツ原野にしてもそうでした。